知ってても得しないシャドバ豆知識〜どばすぽのURL〜
Shadowverse Portal(どばすぽ)のURLクソ長いなって思ったことありませんか?私はあります。
趣味でJCGのデッキリストをクローリングしているので、よくこのURLを目にしては、どんな作りになってるのか考えたりします。
今日はどばすぽの無駄知識について紹介しようと思います。
どばすぽのURL見ればデッキ内容がわかる
割と有名な話。
よく見なくても、同じ5つの文字列が3回反復しているのでなんとなく分かる人も多いんじゃないでしょうか。
JCGデッキリストをクリックすると飛ばされる、デッキ編集画面を例に見てみましょう
URLの5桁の英数字は、左から順に、デッキリストのカード降順に対応しており、その枚数は文字列の反復回数で表されています。
例えば最初の「5-gkQ」は知恵の光で、「5-gkQ.5-gkQ.5-gkQ.」は知恵の光が3枚あることを示しています。
もっと詳しく説明するとこんな感じです。
クラスはエルフ、ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ビショップ、ネメシスの順に1〜8が振られています。
ということで、JCGのサイトからわざわざ飛ばなくても、デッキ内容を収集することができるのでした。ちゃんちゃん。
ちゃんちゃんじゃない
「5-gkQ」が知恵の光だってすぐに分かったら苦労しません。
この5桁の英数字に対応するカードが何か調べるためには、少なくとも一回、どばすぽに飛んでデッキリストのカード名と対応させる必要があります。
理由は省きますが、これが非常に面倒くさい。
オルトロスとスカルリングがナーフされたときはデッキ編成画面での順番とURLの順番が対応していないバグがあり、手作業で直す必要がありました。
なのでどうにかならないもんかと考えました。
そもそもどうやってあの英数字を生成しているのだろうか……。
わかった
研究室でサーターアンダギーを食べていたら思いつきました。
まずURL見ていただくと、5あるいは6から始まるものしかないことに気がついていただけるかと思います。
そして、どばすぽのカード説明のページを見ていただきましょう。
URLの部分にカード独自のIDと思われる9桁の数字があります。
知恵の光は「100314010」です。ちなみに烈風の翼神・ガルラは「109741020」です。
9桁の数字は大体の値の大きさが同じ。5桁の英数字は開始数字がほとんど同じ。
ときたら、真っ先に思い浮かぶのが進数変換ですね。
とりあえず36進数まで変換できるツールがあったのでぶっこんでみました。
知恵の光 10進数「100314010」→36進数「1NQ2SA」
おお、それっぽい。
使われている文字列から「0〜9」「A〜Z」「a〜z」「-」、「_」の計64文字が使われてそうなので、安直にこの順番で64進数に変換しました。
知恵の光 9桁の数字「100314010」 5桁の英数字「5-gkQ」
9桁の数字を64進数に変換します。
ビンゴ!!!
これで新パック追加ごとにまとめて対応表をつくることができるようになりました。
めでたしめでたし。